- 12月14日：ディスカッションフォーラムおよびQ&Aページのドキュメントを更新し、著者のURLが推奨されることを明確にしました。
ディスカッションフォーラム（DiscussionForumPosting）構造化データ
ディスカッションフォーラムのマークアップは、人々が共同で一次情報を共有するフォーラムスタイルのサイト用に設計されています。フォーラムサイトがこのマークアップを追加すると、Google検索はウェブ上のオンラインディスカッションをより適切に識別し、ディスカッションやフォーラム、視点などの機能でこのマークアップを利用できるようになります。
あなたのフォーラムは質問と回答のパターンに従っていますか？その場合は、代わりにQ&Aマークアップを使用してください。
フォーラム内でのDiscussionForumPostingの使用方法
一般的には、コメントを関連する投稿の下にネストすることをお勧めします。フォーラムに独自のスレッド構造がある場合は、その構造を表すためにコメントのツリーを使用してください。
{ "@context": "https://schema.org", "@type": "DiscussionForumPosting", "headline": "Very Popular Thread", ... "comment": [{ "@type": "Comment", "text": "This should not be this popular", ... "comment": [{ "@type": "Comment", "text": "Yes it should", ... }] }] }
もしそれがより線形の性質を持つ場合（例えば、元の投稿の後に一連の返信が続く場合）、それらをすべて元の投稿の下にコメントとしてネストしてください。理想的には、マルチページのフォーラムの後のページには、メインページのURLと共に元の投稿が含まれるべきです。
{ // JSON-LD on non-threaded forum at https://example.com/post/very-popular-thread/14 "@context": "https://schema.org", "@type": "DiscussionForumPosting", "headline": "Very Popular Thread", // Only the headline/topic is explicitly present "url": "https://example.com/post/very-popular-thread", ... "comment": [{ "@type": "Comment", "text": "First Post on this Page", ... },{ "@type": "Comment", "text": "Second Post on this Page", ... }] }
URLが主に単一の投稿に関するものである場合は、主要な DiscussionForumPosting を特定するために mainEntity （または mainEntityOfPage）を使用してください。
{ "@context": "https://schema.org", "@type": "WebPage", "url": "https://example.com/post/very-popular-thread", "mainEntity": { "@type": "DiscussionForumPosting" ... } }
投稿のリストを持つウェブページについて
（例：プロフィールページ、トピックページ、カテゴリーページなど）では、すべての情報が同じページに表示されているわけではなく、ユーザーが追加情報（返信など）を得るためにクリックする必要があるのが一般的です。ページに存在する情報のみを含めることを選択するかどうか（およびその投稿に特化したURLを含めるかどうか）は、あなた次第です。
ページ上の投稿を主なエンティティとしてマークしないでください、その投稿のためのディスカッションページでない場合。ページが関連する投稿のセットであることを示すために、それらをすべて Collection または ItemList に結びつけることが有用です。
構造化データの追加方法
構造化データは、ページに関する情報を提供し、ページコンテンツを分類するための標準化されたフォーマットです。構造化データに不慣れな場合は、構造化データがどのように機能するかについてさらに学ぶことができます。
以下は、構造化データを構築、テスト、およびリリースする方法の概要です。ウェブページに構造化データを追加するためのステップバイステップガイドについては、構造化データのコーディングラボを参照してください。
- 必須プロパティを追加します。使用しているフォーマットに基づいて、ページに構造化データを挿入する場所を学んでください。
- CMSを使用していますか？ CMSに統合されたプラグインを使用する方が簡単な場合があります。
- JavaScriptを使用していますか？ JavaScriptを使って構造化データを生成する方法を学びましょう。
- ガイドラインに従ってください。
- Rich Results Testを使用してコードを検証し、重大なエラーを修正します。 また、ツールでフラグが立てられる可能性のある非重大な問題を修正することも検討してください。これにより、構造化データの品質が向上する可能性があります（ただし、これはリッチ結果に対する資格を得るためには必須ではありません）。
- 構造化データを含むいくつかのページを展開し、URL Inspection Toolを使用してGoogleがページをどのように見ているかをテストします。ページがGoogleにアクセス可能であり、robots.txtファイル、noindexタグ、またはログイン要件によってブロックされていないことを確認してください。ページが問題ない場合は、GoogleにあなたのURLを再クロールするように依頼できます。
注: 再クロールおよび再インデックス作成のための時間を許可してください。ページを公開した後、Googleがそれを見つけてクロールするまでに数日かかる場合があることを覚えておいてください。
今後の変更をGoogleに知らせるために、サイトマップを提出することをお勧めします。 これは、Search Console Sitemap APIを使用して自動化できます。
例
以下のマークアップ例は、スレッド化されていない線形フォーラムページを示しています：
<html> <head> <title>I went to the concert!</title> <script type="application/ld+json"> { "@context": "https://schema.org", "@type": "DiscussionForumPosting", "mainEntityOfPage": "https://example.com/post/very-popular-thread", "headline": "I went to the concert!", "text": "Look at how cool this concert was!", "video": { "@type": "VideoObject", "contentUrl": "https://example.com/media/super-cool-concert.mp4", "name": "Video of concert", "uploadDate": "2023-03-01T06:34:34+02:00", "thumbnailUrl": "https://example.com/media/super-cool-concert-snap.jpg" }, "url": "https://example.com/post/very-popular-thread", "author": { "@type": "Person", "name": "Katie Pope", "url": "https://example.com/user/katie-pope", "agentInteractionStatistic": { "@type": "InteractionCounter", "interactionType": "https://schema.org/WriteAction", "userInteractionCount": 8 } }, "datePublished": "2023-03-01T08:34:34+02:00", "interactionStatistic": { "@type": "InteractionCounter", "interactionType": "https://schema.org/LikeAction", "userInteractionCount": 27 }, "comment": [{ "@type": "Comment", "text": "Who's the person you're with?", "author": { "@type": "Person", "name": "Saul Douglas", "url": "https://example.com/user/saul-douglas", "agentInteractionStatistic": { "@type": "InteractionCounter", "interactionType": "https://schema.org/WriteAction", "userInteractionCount": 167 } }, "datePublished": "2023-03-01T09:46:02+02:00" },{ "@type": "Comment", "text": "That's my mom, isn't she cool?", "author": { "@type": "Person", "name": "Katie Pope", "url": "https://example.com/user/katie-pope", "agentInteractionStatistic": { "@type": "InteractionCounter", "interactionType": "https://schema.org/WriteAction", "userInteractionCount": 8 } }, "datePublished": "2023-03-01T09:50:25+02:00", "interactionStatistic": { "@type": "InteractionCounter", "interactionType": "https://schema.org/LikeAction", "userInteractionCount": 7 } }] } </script> </head> <body> </body> </html>
ガイドライン
あなたのディスカッションフォーラムの構造化データがGoogle検索での使用に適用されるためには、次のガイドラインに従う必要があります：
一般的な構造化データガイドライン
- 検索の必須事項
- コンテンツガイドライン
- 技術的ガイドライン
コンテンツガイドライン
- ユーザー生成の投稿をウェブサイトフォーラムで説明するためにのみ、
DiscussionForumPostingマークアップを使用してください。このマークアップを、主にウェブサイトの出版社やその代理人によって作成されたコンテンツには使用しないでください。 - 他のタイプ（Article、SocialMediaPosting、VideoObject）の有効なマークアップを推奨しますが、コメント、著者情報、インタラクション統計などの非常に類似したマークアップを使用することができますが、これらは
DiscussionForumPostingマークアップを使用すべきではありません。以下は有効な使用例です：
有効な使用例:
- ユーザーが特定のゲームについて話し合うことができるコミュニティフォーラムページ
- 幅広いサブフォーラムコンテンツをホストする一般的なフォーラムプラットフォーム
無効な使用例:
- ウェブサイトのエージェントによって直接書かれた記事やブログ（コメントがあっても）
- 製品に関するユーザーレビュー
Googleのほとんどの使用例において、Q&Aページはディスカッションフォーラムページの特別なケースと見なされることに注意してください。フォーラムウェブサイトの構造が主に質問と回答で構成されている場合は、代わりにQ&Aマークアップを使用することをお勧めします。構造がより一般的であり、通常は質問と回答のコンテンツでない場合は、DiscussionForumPostingがより良い選択となります。
各DiscussionForumPostingが投稿の全テキストを含んでいることを確認し、ページに存在する場合は各Commentが応答の全テキストを含んでいることを確認してください。
技術的ガイドライン
一般的な構造化データの好みとは異なり、可能であればDiscussionForumPostingマークアップをMicrodata（またはRDFa）で提供することを推奨します。これにより、大きなテキストブロックをマークアップ内で重複させる必要がなくなります。ただし、これは単なる推奨事項であり、JSON-LDも完全にサポートされています。
構造化データタイプの定義
このセクションでは、DiscussionForumPostingに関連する構造化データタイプを説明します。
Google検索での使用に適用されるためには、コンテンツに必要なプロパティを含める必要があります。ディスカッションフォーラムページに関する追加情報を提供するために推奨されるプロパティも含めることができ、これによりユーザー体験が向上する可能性があります。
DiscussionForumPosting
DiscussionForumPostingタイプは、議論のトピックである元の投稿を定義します。このタイプは一般的にテキストで構成されていますが、メディアコンテンツのみで構成されるフォーラム投稿を持つことも可能です。
| Required properties | |
|---|---|
|
Person or OrganizationInformation about the author of the post. To help Google best understand authors across various features, we recommend following the author markup best practices.Include as many properties that make sense for the author, using the supported properties from article and profile page structured data as a guide. |
|
TextThe name of the author of the post. |
|
DateTimeThe date and time the post was made in ISO 8601 format. |
Either text or image or video |
To represent the content of the post, you must include one of the following properties:
This is not required if you are representing a post on another page (with an external |
| Recommended properties | |
|---|---|
|
URLA link to a web page that uniquely identifies the author of the post, most likely a profile page of the forum. We recommend marking up that page using profile page structured data. |
comment |
CommentA comment about or response to the post, if applicable. Mark up comments in the order in which they appear on the page. |
creativeWorkStatus |
TextIf the post has been deleted but remains for context or threading, set this property to Deleted. |
dateModified |
DateTimeThe date and time the post was edited in ISO 8601 format, if applicable. If no changes have happened, it’s not necessary to duplicate the publish date. |
|
TextThe title of the post. If there isn’t a separate title, don’t duplicate or truncate the text into a headline. |
image |
ImageObject or URLAny inline images within the post, if applicable. If there are no images, don’t include default, icon, or placeholder images in this field. |
interactionStatistic |
InteractionCounterUser statistics applied to the main post, if applicable.
Google supports the following
|
isPartOf |
CreativeWork or URLThe primary source of the post if the post occurs on a particular part of the overall website. For example, a subforum or group within the broader website. If a CreativeWork (like WebPage) is used, use the url property to specify its URL. |
|
CreativeWorkThe primary shared content in the post. The most common way this can be used is to share WebPages (with URLs) as a topical discussion, but images or videos can also be used with this property, particularly if they are the primary content of the comment.Here’s an example of how to add that there’s a link shared in the post:
... "sharedContent": { "@type": "WebPage", url: "https://example.com/external-url" } ... |
text |
TextAny text in the post, if applicable. This is very common, but in some cases can be left out if there is other media in the post. |
|
URLThe canonical URL of the discussion. In multi-page threads, set this property to th first page URL. For a single discussion, this is usually the current URL. |
video |
VideoObjectAny inline videos within the post, if applicable. |
コメント
コメントタイプは、元のクリエイティブワークに対するコメントを定義します。この場合、これはDiscussionForumPostingです。このタイプは、DiscussionForumPostingに関するガイドラインの多くの同じプロパティを共有しています。
| Required properties | |
|---|---|
|
Person or OrganizationInformation about the author of the comment. To help Google best understand authors across various features, we recommend following the author markup best practices.Include as many properties that make sense for the author, using the supported properties from article and profile page structured data as a guide. |
|
DateTimeThe date and time the comment was made in ISO 8601 format. If no changes have happened, it’s not necessary to duplicate the publish date. |
|
TextThe main text of the comment. Ideally, this field matches the text that’s present on the page in the comment. |
| Recommended properties | |
|---|---|
|
URLA link to a web page that uniquely identifies the author of the comment, most likely a profile page of the forum. We recommend marking up that page using profile page structured data. |
comment |
CommentAnother comment about or in response to the comment, if applicable. Mark up the comments in the order in which they appear on the page. |
creativeWorkStatus |
TextIf the comment has been deleted but remains for context or threading, set this property to Deleted. |
dateModified |
DateTimeThe date and time the comment was last edited in ISO 8601 format, if applicable. |
image |
ImageObject or URLAny inline images within the comment, if applicable. If there aren’t any images, don’t include default, icon, or placeholder images in this field. |
interactionStatistic |
InteractionCounterUser statistics applied to the comment, if applicable.
Google supports the following
|
|
CreativeWorkThe primary shared content in the comment. The most common way this can be used is to share WebPages (with URLs) as a topical discussion, but images or videos can also be used with this property particularly if they are the primary content of the comment.Here’s an example of how to add that there’s a link shared in the comment:
... "sharedContent": { "@type": "WebPage", url: "https://example.com/external-url" } ... |
|
URLThe URL to this specific comment on the page. Don’t include this property if it’s just the URL of the original post. |
video |
VideoObjectAny inline videos within the comment, if applicable. |
インタラクションカウンター
インタラクションカウンターは、特定のタイプのインタラクションに関連付けられたカウントを許可します。これは、コンテンツ（DiscussionForumPostingおよびComment）のプロパティや、著者のプロパティの両方で使用できます。
| Required properties | |
|---|---|
|
IntegerThe number of times this interaction was performed. |
|
Subtype of ActionFor a list of valid Action subtypes for this property, check the property that’s using InteractionCounter (for example, interactionStatistic). |
リッチ結果をSearch Consoleで監視する
Search Consoleは、あなたのページがGoogle検索でどのようにパフォーマンスを発揮しているかを監視するのに役立つツールです。Google検索結果に含まれるためにSearch Consoleにサインアップする必要はありませんが、Googleがあなたのサイトをどのように見ているかを理解し改善するのに役立ちます。以下のケースでSearch Consoleを確認することをお勧めします：
- 構造化データを初めて展開した後
- 新しいテンプレートをリリースしたり、コードを更新した後
- 定期的にトラフィックを分析する際
構造化データを初めて展開した後
Googleがあなたのページをインデックスした後は、関連するリッチ結果のステータスレポートを使用して問題を探してください。理想的には、正しいアイテムが増加し、不正なアイテムが増加しないことが期待されます。構造化データに問題が見つかった場合：
- 不正なアイテムを修正します。
- ライブURLを確認して、問題が持続しているかどうかをチェックします。
- ステータスレポートを使用してバリデーションをリクエストします。
新しいテンプレートをリリースした後やコードを更新した後
ウェブサイトに重大な変更を加えた際には、構造化データの不正アイテムの増加を監視してください。
不正なアイテムが増加している場合は、新しいテンプレートを展開したがうまく機能していないか、既存のテンプレートとの新しい不適切な相互作用が発生している可能性があります。
有効なアイテムが減少している（不正なアイテムの増加と一致しない場合）場合は、ページに構造化データを埋め込まなくなった可能性があります。問題の原因を知るために、URL Inspection Toolを使用してください。
警告： キャッシュされたリンクを使用してページをデバッグしないでください。代わりに、URL Inspection Toolを使用してください。これはページの最も最新のバージョンを持っています。
定期的なトラフィックの分析
パフォーマンスレポートを使用してGoogle検索のトラフィックを分析します。データは、あなたのページが検索でリッチ結果として表示される頻度、ユーザーがクリックする頻度、検索結果に表示される平均の位置を示します。これらの結果をSearch Console APIを使用して自動的に取得することもできます。
トラブルシューティング
構造化データの実装やデバッグに問題がある場合は、以下のリソースが役立つかもしれません。
- コンテンツ管理システム（CMS）を使用している場合や、他の誰かがあなたのサイトを管理している場合は、彼らに助けを求めてください。問題の詳細が記載されたSearch Consoleのメッセージを彼らに転送してください。
- Googleは、構造化データを使用する機能が検索結果に表示されることを保証していません。リッチ結果にあなたのコンテンツが表示されない一般的な理由のリストについては、一般的な構造化データガイドラインを参照してください。
- 構造化データにエラーがある可能性があります。構造化データエラーのリストを確認してください。
- ページに対して構造化データの手動アクションがあった場合、そのページの構造化データは無視されます（ただし、そのページは依然としてGoogleの検索結果に表示されることがあります）。構造化データの問題を修正するには、手動アクションレポートを使用してください。
- 再度ガイドラインを確認して、コンテンツがガイドラインに準拠していないかどうかを特定します。問題は、スパムコンテンツやスパムマークアップの使用によって引き起こされる可能性があります。ただし、問題が構文の問題でない可能性もあり、そのためリッチ結果テストではこれらの問題を特定できないことがあります。
- リッチ結果が欠落している、またはリッチ結果の総数が減少している問題を解決します。
- 再クロールと再インデックス作成のための時間を許可します。ページを公開した後、Googleがそれを見つけてクロールするまでに数日かかる場合があることを忘れないでください。クロールとインデックス作成に関する一般的な質問については、Google検索のクロールとインデックス作成に関するFAQを確認してください。
- Google Search Centralフォーラムに質問を投稿してください。
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